ASI付属レンズで北天のグルグルを撮る

2021/02/20

ASI385MC CCTVレンズ DSO

ASI385MCの付属レンズで北天を撮ってみました.天候は晴れだったのですが,半月が出ていました.今回は露出16秒にしました.撮って出し画像がこちらです.左上にぎょしゃ座が,下真ん中から少し右に北斗七星が写っています.

2021/02/19 21:45, ASI385MC+付属レンズ,カメラ三脚,Gain 150, 露出 16s, フィルタ無,トリミング,場所:自宅庭

Sequatorを使って,120枚で比較明合成をしました.画像処理で光害を減らせるのが良いです.狙い通りのものができました.
2021/02/19 21:45-22:17, ASI385MC+付属レンズ,カメラ三脚,Gain 150, 露出 16sx120枚, SeriusCompで比較明合成, トリミング,場所:自宅庭

今後天の川を撮るときの参考のために,撮って出し画像から北斗七星近辺を抜き出して何等星まで見えているか確認してみました.5等星は余裕で写っているようです.ついでに,ミザールが二重星になっているのもわかりますね.自宅からは北も南も明るさはそれほど変わりません.月があってもこれくらい写るということは,天の川も多分いけるでしょう.楽しみになってきました.

この夜は,SV503でふくろう星雲も撮りました.AZ-Gtiで北天を狙うと,南天よりも位置のずれが大きいです.アライメントをもっとちゃんとやれば小さくなるのでしょうか.途中で2度ほど中断して位置を戻してから撮影しました.Sequatorで38分程度をスタックしたのがこちら.
M97 ふくろう星雲: 2021/02/19 23:49-20 00:32, SV503+ASI385MC,AZ-GTi,Gain 400, 露出 16sx142枚, Sequatorでスタック,dark補正,flat補正, トリミング,場所:自宅ベランダ